文型の違い

【日本語の文型】「〜途中」と「〜最中」の違い

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「Xをしている時にYが起こる」という意味を持つ文型に「〜途中」、「〜最中」の2つがありますね。

例文を挙げると次のようになります。

・会議の途中に、電話がかかってきた。

・会議の最中に、電話がかかってきた。

どちらも会議を始めて、終わるまでの間に電話がかかってきたことを表していますね。

では、この「〜途中」と「〜最中」にはどういった違いがあるのでしょうか。

今回はこの2つの違いについて見ていきましょう。

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「~途中」と「~最中」の違い

二つは置き換え可能なことも多いですが、「〜最中」には「最」という漢字が含まれていることからも、何かの動作やイベントが一番盛り上がっている時にというニュアンスを含みます。

そのため「〜最中」を別の言葉で言い換えてみると「〜している、まさにその時に」と言うことができます。

以上を踏まえて、以下の例文を見てみるとどうでしょうか?

・駅へ行く途中に、コンビニへ寄った。

・駅へ行く最中に、コンビニへ寄った。

「途中に」を使った文はしっくり来ますが、「最中に」を使った文はなんだか変ですよね?

これは、「最中に」が「何かの動作やイベントが一番盛り上がっている時に」というニュアンスを含むためです。



まとめ

今回は類似文型「〜途中」と「〜最中」の違いについて紹介しました。

最後に2つの違いをまとめておきます。

「〜途中」と「〜最中」の違い
  1. 「〜最中」には何かの動作やイベントが一番盛り上がっている時にというニュアンスを含む。