日本の言葉

【日本の漢字】「意外」と「以外」の違い

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「いがい」を漢字で書くと、「以外」と「意外」という漢字がありますね。

この違いはそんなに難しくないかもしれませんが、時々間違って使っている方がいらっしゃいます。

そこで、今回はこれらの漢字の違いについて再度、確認してみましょう。

「意外」と「以外」の違い

1. 「意外」が意味するもの

「意外」は予想していたことと実際の結果が違っていたことを表します。

「意」には「心の中で思っていること」といった意味があり、それが「外」にあるということでこう言った意味を持ちます。

また、予想していたことと異なることから、話し手の驚きの気持ちを含みます。

「意外」の使用例
  • 田中さんって普段は賑やかなのに、二人でいるときは意外と大人しいのね。
  • その映画の結末は意外なものだった。

2. 「以外」が意味するもの

「以外」は、その物や人を対象から外すといった意味や対象の範囲より外にあるといった意味を持ちます。

「薦める」の使用例
  • 関係者以外は立入禁止です。
  • 以外が飲み会に参加したようだ。
  • 日曜日以外なら予定は空いてますよ。

まとめ

「意外」と「以外」の違いがわかりましたか?

最後に、2つの違いについてまとめておきます。

「意外」と「以外」の違い
  • 意外:予想と結果が異なること。話し手の驚きの気持ちを含む。
  • 以外:その物や人を対象から外すこと。対象の範囲の外側。

つまり「意外」と「以外」が持つ意味は全く異なるものになります。

しかし、漢字で書くときに時々間違って使っていらっしゃる方がいるので、きちんとそれぞれの漢字の意味を理解しておきましょう。