日本の言葉

【漢字】「始め」と「初め」の違い

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「はじめ」を漢字で書くと、「始め」と「初め」の2種類ありますね。

このページでは、この2つの漢字の違いについて解説します。

「始め」と「初め」の違い

1. 「始め」が意味するもの

「始め」はや、ある時点から動作を開始すること、ある時点から物事が起こることを表します。

例えば、「今から会議を始めます」であれば、今という時点から、「会議をする」という行為を開始するということになります。

英語では「start」や「beginning」といった表現になります。

「始め」の使用例
  • チャイムが鳴ったらテストを始めてください。
  • 先週から英語の勉強を始めました
  • まだ乾杯してないのに、彼はビールを飲み始めた。

2. 「初め」が意味するもの

「初め」は、「最初」という言葉で使われるように順序の1番目その人が生まれてから今まで一度もしたことのないことをすることを表します。

例えば、「生まれて初めて、海外旅行する」という文であれば、この人は今まで一度も海外旅行をしたことがなく、今回が1回目であることを表します。

英語では「first」といった単語が使われます。

「速い」の使用例
  • 初めて、フィリピンに留学します。
  • 月の初めはいつも忙しい。
  • 初めの第一歩。

まとめ

「始め」と「初め」の違いがわかりましたか?

最後に、2つの違いについてまとめておきます。

「始め」と「初め」の違い
  • 始め:ある時点から動作を開始すること、ある時点から物事が起こること
  • 速い:順序の1番目やその人が生まれてから今まで一度もしたことのないことをすること

どちらを使えばわからない場合は、「開始」で置き換えられるか、「最初」で置き換えられるかで考えてみると、ヒントになるかもしれません。