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【言葉】「全治」と「完治」の違い

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大きな怪我をした時、お医者さんに言われる「全治〇〇週間です」や「完治までに1ヶ月かかります」。

特に違いを意識したことはないと思いますが、あなたは「全治」と「完治」の違いがわかりますか?

それとも2つは同じ言葉なのでしょうか?

今回はこの紛らわしい「全治」と「完治」について、何が違うのかを解説していきたいと思います。

「全治」と「完治」の違い

2つの意味をそれぞれ辞書で調べてみると次のようになります。

全治:病気やけがなどが完全に治ること
完治:病気やけがなどが完全に治ること。

引用:goo辞書

一緒やないかい!!!

と思わずツッコミたくなりますよね。

では、全く同じなのかと言うとそうではありません。実はきちんと違いがあります。

1. 「全治」の意味

全治は「有効療期間」を省略した言葉とも言われており、病院に通って、治療を必要とする期間のことを指します。

つまり、「全治1ヶ月」であれば、1ヶ月病院に通う必要があるだけで、1ヶ月で完全に怪我や病気が治るわけではないということです。

2. 「完治」の意味

一方「完治」ですが、こちらは辞書の通り、完全に病気や怪我が治ること、もとの状態に戻ることを指します。

まとめ

「全治」と「完治」の違いがわかりましたか?

最後に、2つの違いについてまとめておきます。

「全治」と「完治」の違い
  • 全治:病院に通って、治療を必要とする期間のこと
  • 完治:完全に病気や怪我が治ること、もとの状態に戻ること。