「保証」と「保障」と「補償」
どれも「ほしょう」と読む漢字で、意味もなんとなく似ているので、紛らわしいと思っている人も多いはず。
あなたはこれらの違いを説明できますか?
今回はこれら3つの違いについて、解説していきます。
「保証」と「保障」と「補償」の違い
1.「保証」が意味するもの
「保証」は、間違いがない、大丈夫だと認め責任を持つことを表します。
例えば、家電の購入時に「保証書」がついてきますよね。
これはメーカー側が製品に不備がないかきちんと確認し、決められた期限であれば故障することはないということを証明するものです。
そのため、万が一期限内に故障した場合は、メーカー側の責任になるため、無償で修理もらえるのです。
このように責任を持って大丈夫だと請け合う場合は「保証」の漢字を使います。
「保証」を使った例
- 保証書
- 保証人
- 連帯保証
- 品質を保証する
2.「保障」が意味するもの
「保障」は障害の無いように保つこと、害の無いように守ることを表します。
「保証」のように責任を負うのではなく、守ることを意味します。
「保障」を使った例
- 国の安全を保障する。
- 権利を保障する。
- 社会保障。
3.「補償」が意味するもの
「補償」は受けた損害や損失を補う、穴埋めをするという意味があります。
「損害補償」や「災害補償」など保険関連の言葉として目にすることが多いと思います。
「補償」を使った例
- 損害補償
- 火災補償
- 戦後の補償
- 遺族補償
- 免責補償
まとめ
「保証」と「保障」と「補償」の違いがわかりましたか?
最後に、3つの違いについてまとめておきます。
「保証」と「保障」と「補償」の違い
- 保証:間違いがない、大丈夫だと認め責任を持つこと。
- 保障:障害の無いように保つこと、害の無いように守ること
- 補償:受けた損害や損失を補う、穴埋めをする
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