「辞典」と「事典」。
どちらも「じてん」と読む漢字で、調べ物をする時に使うものですが、この2つにはどういった違いがあるのでしょうか。
「国語じてん」は辞典と事典のどちらを使えば良いのでしょうか?
今回は紛らわしいこれらの漢字について解説していきます。
「辞典」と「事典」の違い
1.「辞典」が意味するもの
「辞典」は言葉を一定の順序に並べ、その意味、用例、発音などを説明した書物のことを指します。
つまり、言葉について説明しているものは「辞典」の漢字が使われるということなので、「国語じてん」には「辞典」の漢字を使います。
英語では「dictionary」と訳されます。
ちなみに、「辞書」という言葉がありますが、これは辞典と同義です。
「辞典」を使った例
- 国語辞典
- 英和辞典
- 和英辞典
2.「事典」が意味するもの
「事典」は事柄や物事を説明した書物のことを指します。
つまり「辞典」のように言葉ではなく、「事柄」、「物事」を集めたものになります。
また、「辞典」と読み方が同じことから、区別するために「ことてん」と読むこともあります。
英語では「encyclopedia」と訳されています。
「事典」を使った例
- 百科事典
- 科学事典
- 歴史事典
まとめ
「辞典」と「事典」の違いがわかりましたか?
最後に、2つの違いについてまとめておきます。
「辞典」と「事典」の違い
- 辞典:言葉を集め、解説したもの。
- 事典:事柄、物事を集め、解説したもの。
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