「同士」と「同志」。
どちらも「どうし」と読む漢字ですが、漢字が似ているのでややこしいですね。
「似たものどうし」はどちらの漢字を使うのが正解なのでしょうか?
今回は紛らわしいこの2つの漢字について解説していきます。
「同士」と「同志」の違い
1.「同士」が意味するもの
「同士」は身分や境遇、性質などが互いに共通している人を指す言葉です。
冒頭の「似たものどうし」は性格や性質などがどちらも共通していることを表すので、「同士」の漢字が適切ですね。
この「同士」という言葉ですが、基本的に「名詞 + 同士」で使うのが基本で、「同士」だけで使うことはほとんどありません。
「同士」を使った例
- 知り合い同士
- 男同士
- いとこ同士
- となり同士
- 恋人同士
2.「同志」が意味するもの
「同志」は志や主義・主張を同じくすること、またはそういった人を指します。
読んで字の如くですね。
「同士」は単に身分や性質が共通することを表しましたが、「同志」は目的や目指すゴールが共通していることを表します。
「同志」を使った例
- 同志を募る
- 同志の人々
まとめ
「同士」と「同志」の違いがわかりましたか?
最後に、2つの違いについてまとめておきます。
「同士」と「同志」の違い
- 同士:身分や境遇、性質などが互いに共通している人
- 同志:同じ目的や目指すゴールが共通していること、または共通している人
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