今回は2019年に発売された中級向けの総合学習書「4技能でひろがる 中級日本語カルテット」を紹介!
「4技能でひろがる 中級日本語カルテット」ってどんな本?
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「4技能でひろがる 中級日本語カルテット」はタイトルの通り4技能、つまり「読む」「書く」「話す」「聞く」をバランスよく伸ばすことを目標に作られた教科書です。
I・IIの2冊で構成されていて、IはN3レベル、IIはN2レベルの文型や表現、漢字が登場します。
※IIの発売はまだです。
テキストの構成は各課で「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つのセクションに分かれてあり、どれも共通するテーマでつながっています。
「読む」の読み物のトピックが「書く」の作文や「話す」の会話、「聞く」の聴解でも取り上げられていたり、「聴解」には読み物の文型や表現が使われていたりと、各セクションが個別にあるのではなく、関連していることで、4つのスキルを効率よく伸ばすことができます。
本書の内容
「4技能でひろがる 中級日本語カルテットI」では全部で6課あり、次のようなトピックになります。
第1課
読む:日本を代表する有名人
書く:私が尊敬する有名人
話す:新しい出会い
聞く:アメリカ人留学生から見た日本
第2課
読む:メールと手紙
書く:お礼の手紙
話す:先生とのやりとり
聞く:フランス人留学生から見た日本
第3課
読む:日本を楽しむ
書く:私の好きな町
話す:友人との集まり
聞く:イタリア人留学生から見た日本
第4課
読む:外国での経験
書く:座談会の記事
話す:困った時には
聞く:ドイツ人留学生から見た日本
第5課
読む:和食のすすめ
書く:私のおすすめ料理
話す:週末の予定
聞く:韓国人留学生から見た日本
第6課
読む:日本社会への声
書く:投書文を書く
話す:寮生活でのトラブル
聞く:中国人留学生から見た日本
1. 読む
ここではテーマに沿った読み物を読む前にトピックに関連する質問をし、スキーマを活性化し、それから文章を読みます。
読んだ後は読み物に関する問題に答えたり、内容について話し合ったりします。
ここでは、文章に登場する新しい文型の解説もあり、英語で詳しい解説があります。
2. 書く
ここでは、「読む」のセクションで学んだことを使って、読み物と関連したテーマで短い文章を書きます。
3. 話す
ここでは「会話1」「会話2」の2つあり、モデル会話を元にインプットからアウトプットまで段階を追って練習しましす。
会話はカジュアルとフォーマルの2種類用意されているので、どちらのスタイルの練習も可能です。
4. 聞く
ここでは「聴解1」「聴解2」の2つあり、聴解1は読み物に関連した内容、聴解2は日本い来た留学生が日本で気づいたことや疑問に思ったことなどを話しているスピーチを聞きて質問に答えます。
口コミ
Thoughtful and well constructed review resource.
This was a very thoughtfully and well-constructed textbook, perfect as a brush up tool in my preparation for the JLPT N1 exam.
I was able to solidify my grammar and writing skills and found the sequence of lessons to be really intuitive.
The illustrations were also memorable, and the activities were fun!I would definitely recommend this book to anyone who is interested.
引用元:Amazonカスタマーレビュー
Excellent foundation for intermediate Japanese
引用元:Amazonカスタマーレビュー
最後に
今回は中級向けの総合学習書「4技能でひろがる 中級日本語カルテット」を紹介しました。
従来の中級向けの教科書はどうしても読解が中心になってしまうことが多かったのですが、本書は4技能がバランスよく伸ばせるので、とてもオススメです。
内容も面白いものが多いので、中級向けの総合学習書を探している人はぜひチェックしてみてください。
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