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「日本語おしゃべりのたね」ってどんな本?
「日本語おしゃべりのたね」は日本語で楽しくおしゃべりしながら、お互いのことを知ったり日本の言葉や表現を学んだりするためのテキストです。
「みん日」や「げんき」といった教科書では決まった文法や表現を学びますが、本書はそうではなく学習者に「おしゃべり」という形で、実際のコミュニケーションを体験してもらうことを目指して作られています。
本書にテーマは以下の20ユニットで、会話としてはどれも楽しるものばかりです。
- はじめまして
- いただきまーす
- ちょっと買い物に
- ジェスチャーで伝えよう
- 旅行大好き
- ペットと暮らす
- お元気ですか
- 春は桜、秋はもみじ
- 何を食べようかな
- 日本の生活 高い?安い?
- みんなのスポーツ
- 仕事、がんばります
- わたしの町は日本一
- ケータイ、持った?
- 結婚いろいろ
- 大変だったね
- 祭りだ わっしょい!
- 楽しくに日本語
- 女と男 仕事の役割
- ごみを減らそう
対象者の目安としては、初級後半から中級前期ぐらいで、日常生活上の身近な話題について話したりできる学習者が対象です。
各ユニットの構成
各ユニットの構成は次のようになっています。
- おしゃべりの準備
- おしゃべりのたね
- 文型
- 活動ノート
- 使える会話
1. おしゃべりの準備
ユニットに関する短い文章があります。
ここでは、学習者に「おもしろそう」と興味を持ってもらうことが目的です。
2. おしゃべりのたね(3〜4テーマ有)
テキストに書いてある質問をしながら、進めていきます。
ただし、あくまでも「おしゃべり」なので、教師から一方的に質問することの内容にしましょう。また、本書に書いてる質問だ家でなく、会話の流れからさらに質問したり、自分のことについて話したりするといいでしょう。
3. 文型
ここでは質問に対する答えが例として示されてします。
必ずしも例で示される文型を使って答える必要はありませんが、単に「おしゃべり」で終わってしまうのはもったいないので、できれば使ってもらいましょう。
4. 活動ノート
最後に、その活動の内容を短い文章にまとめて書いてもらいます。
5. 使える会話
ユニットのテーマに関連した短い会話が紹介されています。覚えておけば便利な会話表現や文型などが含まれています。
口コミ
ある程度できる人におススメ☆
たのしくおしゃべりしながら学習できます。
初級後半くらいから楽しめます。
まだ日本語を学習し始めたばかりならちょっと難しいです。
文法も取り込んでありますが、ある程度勉強してからのほうが
深い話ができますよ。
ユニットが20あり、どこから入ってもかまいません。初級前半から使えるともっとよかったです。
日本語はできないけれどおしゃべりがしたい、という人は
たくさんいます。
自然な日本語なのですが、初級者には少し難しい語彙が
多いように思います。引用元:Amazonカスタマーレビュー