中級・上級向けの漢字教材でビジネス日本語学習者にオススメなのが「PRACTICAL KANJI 現代社会を読む 700漢字」。
Vol1.Vol2の2冊で構成されており、これらを終えることでJLPT N1〜N3に登場する漢字効率よく習することができます。
今回はこちらの書籍を紹介!
目次
「PRACTICAL KANJI 現代社会を読む 700漢字」ってどんな本?
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「PRACTICAL KANJI 現代社会を読む 700漢字」はレベルの中級〜上級者向けに作られた総合漢字教材で、ビジネスに関する記事を読みながら、ニュースによく出る漢字や単語を効率よく学習することができます。
登場する漢字はVol1.Vol2合わせて700個、約3,500語。
ニュースに関連するトピックが多いので、「ビジネス日本語を学習している方」や「新聞やニュースの内容が難しくてわからないと悩んでいる方」にオススメです。
Vol1のトピックは次のようになっています。
- 日本列島
- 日本の産業
- 日本の貿易
- 日本の景気変動
- 日本の政治機構
- 内閣
- 国際首脳会議
- 国際連合
- 安全保障
- 地球温暖化対策
- ネット社会の課題
- 日本の進学事情
- 日本の少子高齢化
- 日本の雇用問題
- 日本の農業の試み
- ニュースの見出し
- インタビュー
- ニュース
- 暮らし
- ビジネス
- 広告
中身を少し紹介
本書の構成は、次のようにまずトピックに関する記事を読み、新しい漢字の紹介があり、練習するといった流れになっています。
- 扉(トピックを読む・これも覚えよう!)
- 新しい漢字とことば
- 練習問題(読みましょう・書きましょう・聞きましょう)
- まとめ問題(2〜4課ごとに登場)
1. 扉
扉では、トピックに関する短い文章を読みます。
内容は全体的に難しいですが、文章が短いので、新聞を読みたい、日本のニュースを理解できるようになりたいという学習者の練習としては良いでしょう。
いくつかの用語は下の方に英訳があり、また別のページに追加用語としてまとめられています。
文章に関する問いは用意されていないので、教師の方は話の内容について聞いたり、いくつか質問事項を用意しておくと良いと思います。
2. 新しい漢字とことば
こちらのセクションでは、本文に登場した漢字の意味、読み方、書き順、画数、単語例が紹介されています。
右の方に「★2」のようにJLPTのレベルも書かれているのがいいですね。
3. 練習問題
練習問題では、学習した漢字を「読む」、「書く」、「聞く」といった問題が用意されています。
4. まとめ問題
2〜4課ごとにまとめ問題として、小テストが用意されています。
口コミ
今のところ口コミは無さそうです。
最後に
ビジネス日本語学習者にオススメの漢字教材「PRACTICAL KANJI 現代社会を読む 700漢字」を紹介しました。
漢字だけでなく語彙の学習、読解練習もできるので、ビジネス日本語を指導予定の先生はぜひチェックしてみてください。
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