日本語には意味が似た言葉として「色々」と「様々」がありますね。
それぞれを辞書で調べると、
色々 | 様々 |
種類が多いこと | それぞれ異なること |
と書いていて、英語にすると「various」で訳されます。
ただ、これを聞いただけで、「なるほどねー」とはなりませんよね。
そこで、今回は「色々」と「様々」の違いについて解説していきたいと思います。
「色々」と「様々」の違い
1. 色々
「色々」と「様々」は置き換えて使えることが多いですが、どちらかというと話し言葉(口語的)です。
そのため、普段の会話や、アニメ、漫画などカジュアルなシーンで使われる傾向にあります。
- あ〜、色々大変だった。
- いろいろお世話になりました。
- 昨日はネットで色々買い物しました。
また、上の例文を見ると、冒頭で紹介した「色々」の意味も理解しやすいのではないでしょうか。
上の3つの例文はどれも数や種類の多さを表していることがわかりますよね。
ですので、この場合「様々」で置き換えると不自然な文になります。
2. 様々
一方「様々」ですが、こちらは書くときに使うことが多い言葉です。
そのため、論文や新聞などで使われることが多いです。
もちろん、会話で使うこともありますが、「色々」に比べると少し硬い印象を受けるのでビジネスシーンで使うことが多いでしょう。
- 様々な困難を乗り越えて、ようやく完成しました。
- 文化や習慣は国によって様々だ。
- 現在、様々な問題に取り組んでいる。
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