日本の言葉

【日本の漢字】年齢を表す「歳」と「才」の違い

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みなさん、年齢を書くとき「20歳」や「32歳」のように「歳」という漢字を使って書くのが一般的ですよね。

でも、年齢を表記するときには「20才」、「32才」のように「才」という漢字もあります。

「歳」と「才」は一体何が違うのでしょうか?

今回は年齢を表す際に使われる、この2つの漢字の違いについて紹介します。

「〜歳」と「〜才」の違い

結論から言ってしまうと、年齢を表すときの漢字として「歳」を使うのが正しいです。

「歳」という漢字には「歳月」や「歳末」のように時を表す単語として使われます。

一方で、「才」には「才能」や「秀才」のように能力を表す漢字として使われることが多く、年齢を表す言葉には使われません。

では、なぜ年齢を表記する際に「才」が使われるケースがあるのかというと、「歳」という漢字が小学生や子供には難しく書けないからです。

そのため、小学生でも書けるような簡単な代用漢字として「才」が選ばれました。

確かに思い出してみると、子供のころしか「〜才」って使わなかったな。

では、どうして代用漢字に「才」が選ばれたのかですが、実はその点についてははっきりとしたことはわかっていません。

まとめ

今回は、年齢を表す際に使われる「才」と「歳」の違いについて紹介しました。

「才」と「歳」の違いまとめ
  • 年齢を表す際は「歳」を使う方が正しい。
  • 「才」は小学生や子供が読み書きできるように選ばれた代用漢字である。
  • 「才」が代用漢字に選ばれた理由については詳しくわかっていない。