「機」と「器」。
どちらも「き」と読む漢字で、機械の名前でよく目にしますよね。
例えば「掃除機」、「洗濯機」、「受話器」、「炊飯器」。
でも、この「機」と「器」はどうやっ使い分ければいいのでしょうか?
今回は紛らわしいこの2つの漢字について解説していきます。
「機」と「器」の違い
1.「機」が意味するもの
「機」はからくりや、しかけ。組み立ててできた道具といった意味があります。
比較的大きなものや、小さくても作りが複雑なものについて使われることが多いです。
「機」を使った例
- ゲーム機
- 洗濯機
- 乾燥機
- 自動販売機
- 扇風機
2.「器」が意味するもの
「器」はうつわ、いれもの、道具といった意味を持ちます。
「消火器」のように比較的小さくて作りが簡単なものを表す際にも用いられます。
「器」を使った例
- 消火器
- 受話器
- 加湿器
- 炊飯器
まとめ
「機」と「器」の違いがわかりましたか?
最後に、2つの違いについてまとめておきます。
「機」と「器」の違い
- 機:大きいサイズの物、作りが複雑な物。
- 器:小さいサイズの物、作りが簡単な物。
どちらの漢字を使うのかは、対象の物の大きさや作りが複雑かどうかというのがポイントになります。
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