文型の違い

【日本語の文型】「〜について」と「〜に関して」の違い

物や人などを話題を取り上げて述べる表現に「〜について」と「〜に関して」という表現がありますね。

例えば、次のような文です。

・この問題について何か意見がありますか。

・この問題に関して何か意見がありますか。

どちらも、「この問題」を話題として取り上げて述べている表現ですが、意味は使い方にはどういった使い方があるのでしょうか?

今回はこの2つの表現の違いについて見ていきましょう。

「〜について」と「〜関して」の違い

1. 意味・使用場面の違い

実は2つの意味にほとんど違いはありません。

しかし、「〜に関して」は「〜について」よりも少し硬い表現で、書き言葉として使ったりやビジネスシーンのような改まった場面で使われることが多いです。

また、次の例文のように話題が二者択一の場合「〜について」は使えますが、「〜に関して」を使うと不自然になります。

⭕️ 転職するか、今の会社を続けるかについて先輩に相談した。
❌ 転職するか、今の会社を続けるかに関して先輩に相談した。

2. 接続の違い

後ろに名詞が来る場合「〜に関して」は「〜関してのN」と「〜に関するN」の2通りの言い方があります。

一方「〜について」は「〜ついてのN」と言うことができますが、「〜につくN」とは言うことができません。

⭕️ 商品につくお問い合わせ
❌ 商品に関するお問い合わせ



まとめ

今回は物や人などを話題を取り上げて述べる文型「〜について」と「〜に関して」の2つの違いについて見てきました。

それぞれの違いについてまとめると以下のようになります。

「〜について」と「〜関して」の違い
  1. 「〜関して」はやや硬い表現で、書き言葉や改まった場面で使われる。
  2.  話題が二者択一の場合「〜について」は使えるが、「〜に関して」を使うと不自然な文になる。
  3. 後ろに名詞が来る場合「〜に関して」は「〜に関するN」と「〜に関してのN」の2通りの言い方があるが、「〜について」は「〜についてのN」の1通りしかない。