文型の違い

【日本語の文型】「〜うちに」と「〜あいだに」の違い

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ある期間の中で、何かを完了させることを表す文型に「〜うちに」と「〜あいだに」がありますよね。

例えば、次のような文です。

・学生のうちにたくさん遊んでおこう。

・学生の間にたくさん遊んでおこう。

上の例文はどちらも学生という期間の中で、たくさん遊ぼうと述べている文ですね。

では、この2つの文型のどういった違いがあるのでしょうか?

今回はこの2つの文型の違いについて見ていきましょう。

「〜うちに」と「〜あいだに」の違い

2つの文型は基本的に同じ意味になるので置き換えが可能です。

・桜が咲いているうちに、花見をしよう。
・桜が咲いている間に、花見をしよう。

・両親がうちに、色んな国へ行きたい。
・両親が元気な間に、色んな国に行きたい。

・温かいうちに、召し上がってください。
・温かい間に、召し上がってください。

しかし、上記の例文の場合、「〜うちに」を使って言う人が多いのではないでしょうか?

 

実は2つはほとんど同じ意味を持つ文型ですが、「〜うちに」に関しては、その期間の中でしないと、それをする機会を失うというニュアンスを持ちます。

「桜が咲いている」、「両親が元気」、「温かい」、これらはどれもタイムリミットがありますよね。

なので、早くしないと機会を失ってしまうわけです。

こういったシチュエーションの場合は、「〜うちに」を使う傾向にあります。



まとめ

今回は何かを完了させることを表す文型「〜うちに」と「〜あいだに」の違いについて紹介しました。

2つの意味はだいたい同じですが、少しニュアンスが異なるということを覚えておいてください。

「〜うちに」と「〜あいだに」の違い

どちらも意味はだいたい同じだが、「〜うちに」にはその期間の中でしないと、それをする機会を失うというニュアンスを持つ。

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