初級の日本語で欠かせないもののといえば「絵カード」ですよね。
日本語教師として教壇に立ったことがある人なら、その重要性は十分理解できるはず。
でも、絵カード作りって正直、面倒くさい。
インターネットから該当の写真を探したり、加工したり。
ただでさえ、忙しい仕事なのに、教案を書いたり、授業の練習などをしていると時間がいくらあってもたりません。
そこでおすすめなので「絵で導入・絵で練習」です。
日本語教師の方なら誰もが知ってるアイテムだと思いますが、知らない方のために今回はこちらの教材を紹介します。
「絵で導入・絵で練習」って何?
「絵で導入・絵で練習」はタイトルの通り絵を使って、文型を導入したり練習するための教材です。
収録されている絵カードは700点にもおよび、初級日本語の文型(JLPT N5・N4レベル)がこれ1冊でほぼ網羅できます。
日本語教師向けに開発された教材ということもあり、文型ごとにカードが整理されていて、とても使いやすく、プロジェクターに映したり、印刷したりして、そのまま使うことができます。
以下の写真は実際に収録されているものの1つです。
二つの行為を同時に行う「〜ながら」という文型で、上の写真は「朝ごはんを食べながら、新聞を読んでいます」といった文が作れます。
こういった感じの絵カードがたくさん収録されているので、これから日本語教師として活躍される方や教育実習を控えている養成講座生の方は買っておくことをおすすめします。
ちなみに、2020年3月時点でAmazonでは21件の評価があり、評価平均が星4.5とかなり高いです。
ただし、教材が古いということもあり、携帯電話の絵がガラケーだったり、一部ちょっと使いにくいものもあるので、それらを今後改善してもらえると嬉しいですね。
とはいえ、これに勝る文型イラスト集はないので、絵カード作るに困っている方は利用してみてください。
口コミ
使えます
これを買った後、学校でここの絵を使っていることがわかりました(笑)
でもそれくらい一般的に使われているということ。
自分で本を買ったことで、絵のデータもCDに入っているので、そこからDLしてPCなどで直接画像を提示できるので重宝しています。導入の仕方も書いてあるので、新人日本語教師にはとても助かります。引用元:Amazonカスタマーレビュー
満足です
いままでネットでフリーのイラストを探して使ってたが、限界を感じこちらを買いました。他の方も言ってるように、本の質がいいです、絵も豊富でいろんな場面設定があるので使いやすいです!
引用元:Amazonカスタマーレビュー
最後に
今回は日本語教師のマストアイテム「絵で導入・絵で練習」について紹介しました。
持っている人も多いかと思いますが、かなり役立つアイテムなので、まだ持ってない人はチェックしてみてください。