日本語の教え方

例文がわかりやすい中級・上級文型辞典「生きた例文で学ぶ 日本語表現文型辞典」

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日本語文型の導入には例文は欠かせません。

いかに、学習者に理解してもらいやすい例文を作るか、いくつ作れるかが重要になってきます。

しかし中級・上級になってくると、少し複雑な意味の文型も登場するので、「いい例文が思い浮かばない」なんて方も多いはず。

そんなあなたにオススメなのが「生きた例文で学ぶ 日本語表現文型辞典」です。

中級・上級を教えるのであれば持っておきたいこちらの書籍を今回は紹介したいと思います。



「生きた例文で学ぶ 日本語表現文型辞典」ってどんな本?

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生きた例文で学ぶ 日本語表現文型辞典」は中級・上級で学ぶ300以上の文型の意味や接続、例文が紹介されている辞典です。

タイトルに「生きた例文」とあるように、実生活で使える例文が紹介されていて、しかも意味がわかりやすいものが多いので、個人的には他の辞典に載っている例文より使いやすいと思います。

各文型には5〜7個の例文が紹介されているので、導入のための例文を準備する際にも役に立ちますし、巻末には英語・中国語・韓国語の対訳が付いているので、学習者の母国語を使って教えている学校であれば、ハンドアウトを作るのにも役に立ちます。

中身を少し紹介

文型は50音順で紹介されていて、各文型では、

  1. 文型を使った会話例
  2. 意味・接続
  3. 例文(5〜7個)
  4. 文型の詳細説明

といった内容で構成されています。

「詳細説明」では、接続に関する注意点(例えば「後件には意志文は来ない」 、「〜に比べると少し硬い表現」など)や、類似文型などが書かれているので、文型指導の前に読んでおくと役に立ちます。

口コミ

「似ている」表現との違いを的確に示してくれる

日本語教師養成講座の「中上級の表現」を履修した際に、例文や言い換えの言葉を調べられるよう、購入しました、参考図書をいくつか比較した中で、例文や会話例がもっとも多かったのが、選択の決め手です。

辞書のように五十音索引から調べ、解説はもとより、例文をいくつか読むことでさらに理解が深まります。日本語母語話者なので、もちろん、表現の意味はわかりますが、学習者から類語との違いを聞かれた時の対策として、その違いを明らかにしてくれます。類似表現についても、ページ番号が振られているので、さっと引きやすく、調べやすいのも特徴です。巻末には、英語・中国語・韓国語の説明も付いていますので、学習者にもオススメの一冊です。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

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最後に

今回は例文がわかりやすい中級・上級文型辞典「生きた例文で学ぶ 日本語表現文型辞典」を紹介しました。

日本語教師の間でも愛用している先生が多く、私個人としてもオススメの1冊なので、ぜ非興味がある方はチェックしてみてください。

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