文型説明

【日本語の文法・例文】〜に対して(対比・対象)

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このページでは日本語の中級文型「〜に対して(対比・対象)」について解説するよ。例文もたくさん用意したからチェックしてね。
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解説:〜に対して(対比・対象)

意味
①〜に / 〜を相手として(対象)
② 〜とは対照的に / 一方で(対比)

●接続
①の場合
N + に対して
N1 + に対する + N2

②の場合
イA(普通形)+ のに対して
なA + であるのに対してい
なA + なのに対して
N + であるのに対して
N + なのに対して

日本語能力試験(JLPT)のレベル
N3



例文

1. 対象

・先生に対して、そういう態度はよくないよ。

・ジョンさん、お客様に対してはもう少し丁寧な言葉を使いましょう。

・日本の政府は安全に対する対策がいつも遅い。今回のコロナウイルスの件もそうだ。

・ナタポンさんは誰に対しても親切だ。

A:トムさん毎日文句ばかり言ってるね。
B:なんか部長に対して不満があるようだよ。

2. 対比

・いつもうるさい兄に対して、弟は静かだ。

・田中先生は厳しいのに対して、山田先生は優しい。

・田中先生は髪が短いのに対して、山田先生は長い。

・日本は今、寒いのに対して、私の国は暖かい。

・日本の平均寿命は80歳以上なのに対して、私の国では60歳ぐらいだ。