【日本のモノ】日本人がこれまでに発明してきた物

日本の技術力は世界的に高く評価されていて、これまでに多くの日本人が世界のどこにも無い物を発明してきました。

しかし、色んな物が日本人の手によって発明されたという事実を知っていても、どんな物が発明されたのか、意外と知らない人が多くいます。

そこで今回は、日本人がこれまでに発明したものをいくつかピックアップして紹介します。

日本人が発明したもの１：インスタントラーメン

これはかなり有名なので知っている人も多いことでしょう。

インスタントラーメンは安藤百福という人によって発明されました。安藤さんは戦後、食べ物がなくて困っている人を見て「お湯さえあれば食べられる料理を作りたい」と思い、インスタントラーメンの開発に取り組んだそうです。

数々の失敗を繰り返しながら１年かけて開発したインスタントラーメンは今では世界中で親しまれるようになりました。

発明者	安藤百福
発明時期	1958年

日本人が発明したもの２：インスタントコーヒー

実はインスタントコーヒーも日本人が発明した物なのです。

発明者は加藤サトリという人物で、当時お茶の即席化の研究をしている際に「コーヒーでもできるのではないか」と思ったことがきっかけだったそうです。

開発に成功後、日本で発表するものの当時日本ではあまりコーヒーを飲む習慣がなかったため、人気が出なかったそうです。

また加藤さんは当時特許を申請していなかったため、その数年後にアメリカでインスタントコーヒーの開発に成功し、特許を申請した方が発明者として有名になりました。

発明者	加藤サトリ
発明時期	1899年

日本人が発明したもの３：シャープペンシル

これも有名な話ですよね。

シャープペンシルは1915年に早川徳次さん発明されました。

名前の由来は「芯がとがった鉛筆」という意味で「シャープペンシル」と名付けられました。

その後、早川徳次さんの会社の名前は今の「シャープ」となり、今では誰でも知っている会社となりました。

ちなみに英語では「mechanical pencil（メカニカル ペンシル）」と呼ばれ、「sharp pencil（シャープペンシル）」では通じません。

発明者	早川徳次
発明時期	1915年

日本人が発明したもの４：カラオケ

1971年、バンドマン出身の井上大佑さんによって発明されました。

カラオケの語源は当時バンドマンの俗語で「歌手抜き」で練習するという意味を表す「空オケ」という言葉からとったそうです。

今では英語で”karaoke”という単語があるほど、誰でも知っている物になりました。

ちなみに、東南アジアのフィリピンでは家にカラオケセットがあるという家庭も多く、日本人よりもカラオケ好きの人が多いです。

発明者	井上大佑
発明時期	1971年

日本人が発明したもの５：ウォシュレット

もともとはアメリカン・ビデ社が痔の患者用に作った医療用便座をTOTOが1964年から輸入販売し、それを販売していました。

しかし「値段が高いこと」、「火傷の恐れがある」などであまり売れませんでした。

そこで、TOTO社が一般の家庭でも使える安全な温水便座を開発に取り組み1980年に一般用の温水洗浄便座を開発しました。

発明会社	TOTO
発明時期	1980年

日本人が発明したもの６：乾電池

ドイツのカール・ガスナーという研究者が、持ち歩いてもこぼれない電池として「乾電池」を発明したが。実はそれ以前に「屋井先蔵」という日本人が乾電池の発明に成功していたとされています。

しかし、当時彼は特許を取得するお金がなかったことや、発明したにもかかわらず、当時はそこまで売れなかったため、彼が発明者として名前を残すことはありませんでした。

発明会社	屋井先蔵（やい さきぞう）
発明時期	1887年

日本人が発明したもの７：点字ブロック

世界で最初の点字ブロックが登場したのは1967年で、「三宅精一」という人物が発明しました。

彼は、当時目の病気を患っていた友人のために自分のお金を使って作ったのが始まりだと言われています。

発明会社	三宅精一
発明時期	1967年

他にもまだまだたくさんある

これまで７つの発明品を紹介しましたが、他にも日本人が発明したものはまだまだあります。

今回は全てを紹介しきれないので、以下にまとめて紹介します。

最後に

今回は日本人が発明した物について紹介しました。

日本人が発明してきた物を見てみると、日本の技術力の凄さがよくわかりますね。

最近は中国やアメリカに比べ、元気がない日本ですが、今後も世界のどこにも無い物を頑張って作っていって欲しいですね。

皆さんはどのぐらい知っていましたか？