細い黒鉛の芯を入れて使う機械式の筆記具のことを「シャーペン」や「シャープペンシル」と言いますよね。
しかし、海外ではこのように呼ばないため、「シャーペン貸して」とか「シャープペンシルありますか」と尋ねても、理解してもらえません。
では、海外ではどのように呼ばれているかですが、
・mechanical pencil(メカニカル ペンシル)
と呼ばれています。
「機械式の鉛筆」なので、「メカニカル ペンシル」です。
とてもわかりやすいですね。
どうして日本では「シャープペンシル」と呼ばれているの?語源は?
よくある間違いとして「シャープ」という会社から付けられた物と思っている人がいますが、実は違います。
もともとシャープペンシル自体は、アメリカで初めて開発されたもので、当時「Eversharp Pencil」という商標で登録されていました。
日本で初めてシャープペンシルが誕生したのは、大正時代初期で考案した「早川徳次」が、「エバ一・レディー・シャープペンシル」という商品名をつけてヒットさせました。
これがきっかけで、「シャープペンシル」という言葉が定着したわけです。
なお、この早川徳次さんは家電メーカー「SHARP(シャープ)」の創業者でもありますが、SHARPという会社名になったのは、シャープペンシルができた後のことです。
つまり、「シャープペンシル」が先になります。
created by Rinker
¥1,100
(2023/08/30 22:14:58時点 Amazon調べ-詳細)
(2023/08/30 22:14:58時点 Amazon調べ-詳細)