プロジェクターを使って授業をする学校が増えてきましたが、今でも紙の絵カードを使う機会は多いはず。
東南アジの学校の場合、十分な設備が整っておらずプロジェクターが無いなんて学校もありますし、国内でも小さいクラスや個人レッスンですと、絵カードを利用する人も多いのではないでしょうか。
特に初級の授業には欠かせない絵カードですが、皆さんはどのように使っていますか?
単に印刷して使っているだけですか?
でも、それだと紙がペラペラでめくりにくかったり、マジックのインクで汚れてしまって、何度も印刷が必要になりますよね。
そんな悩みを抱えている人に役立つアイテムが「ラミネーター」です。
日本語教師をしている人はラミネーターを使って、絵カードを使いやすく、長期で使えるものにしましょう。
ラミネーターとは?
ラミネーターとはカードや書類など保護したいものにフィルムを貼る機器のことです。
ラミネートシートというもので、絵カードを挟み、それをラミネーターで加工することで、用紙は折れ曲がることなく綺麗に保管することができます。
水に濡れても大丈夫なので、マジックなどの汚れも濡れたティッシュやタオルなどで拭き取れば、常に綺麗な状態で使用することができます。
実際にラミネーターで加工したもの(サンプル)
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、上のものは実際にA4サイズの紙にラミネート加工したものです。
私は授業に必要な文型や表現の絵カードなどをラミネーターで加工し、授業で使っています。
ラミネートシートは少し硬めなのでめくりやすく、フラッシュカードとしても最適です。
ラミネーターの選び方は?
私は海外で生活している時に買ったので、正直どこが良いのかはわかりませんが、そこまで高価なラミネーターを買う必要はないでしょう。
私が買ったのは3,000円ぐらいですが、十分に使えています。
ただし、ラミネーターによって対応している用紙サイズが異なるので、A4まで対応なのかA3まで対応なのかはチェックしておくと良いでしょう。
調べてみると、アイリスオーヤマのものがシンプルかつコンパクトで使いやすく、評価も高いようです。
とはいえ、種類や値段はたくさんあるのでAmazonや楽天などで探してみてください。
ラミネートシートは?
ラミネートシートはA5、A4、A3の3種類が基本です。
ラミネート加工するのに、必須なので、必要なサイズを購入しましょう。
最後に
今回は日本語教師の便利アイテム「ラミネーター」について紹介しました。
「絵カードが汚れて困る」、「練習の時に上手にめくれない」といった不満がある方はぜひ利用してみてください。