今回はみんなの日本語を使って教える際に、役立つアイテムを紹介します。
目次
みんなの日本語 文法の予習や復習におすすめの本
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みんなの日本語で教える場合、大半の学校では日本語で日本語を教える「直説法」という手法を使うと思いますが、すべてを日本語だけで教えるのは正直かなり難しいです。
そこで、役に立つのがこの「みんなの日本語 翻訳・文法解説」でして、この本にはみんなの日本語の各課に登場する文型がどいった意味・役割を持つのか英語で説明されています。
ですから、この本を配布して授業の前や後に読んでおくよう指示しておくと、授業も進めやすく練習を重点的に実施することが可能です。
また、各課の単語の翻訳もあるので、単語表を作る時間がないという先生はこちらの本を利用するのもありだと思います。
みんなの日本語 文型練習におすすめの本
みんなの日本語 書いて覚える文型練習帳
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みんなの日本語の各課で登場する文型の練習帳です。
1課あたり5,6ページで構成されていて、各課の練習の後には10問まとめ問題があります。
私は基本的に宿題として出していますが、時間が余った場合の練習や文型の整理の時間に利用可能です。
げんき ワークブック
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みんなの日本語シリーズとは別物になりますが、共通する文型が多く追加の練習問題におすすめです。
問題の指示文が英語で書いてあるため、とても分かりやすく英語圏の学生には大変使いやすい問題集です。
問題自体はそこまで難しいものではなく、シンプルなものが多いので、復習に利用するとかなり役に立ちますし、英語から日本語への翻訳問題のように「みんなの日本語」にはなかったタイプの問題もあるので、追加練習としても有効です。
みんなの日本語 授業で使う絵カード作りにおすすめの本
みんなの日本語 絵教材
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みんなの日本語準拠の絵カード集です。
みんなの日本語を利用するなら、1冊もっていても損はないでしょう。
各課の単語や表現の導入に最低限必要な絵カードが入っていますし、欲しい絵カードを見つけやすいので、使いやすいです。
ただし、ちょっと絵が古臭いのと、絵カードが少し不足しているため、必要に応じて自作し追加する必要があります。
げんきな絵カード
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初級の日本語教材「げんき」の絵カードです。
違う教材にはなりますが、共通している単語も多く、さらに、こちらの絵のほうがみんなの日本語よりもかわいらしいので、私はこちらをよく利用しています。
絵で導入・絵で練習
本のタイトルの通り、絵を使って導入や練習をするための本です。
文型毎に10枚前後、絵が入っていて、私は導入で使うときもあれば、練習のみで使うこともあります。
これ1冊で初級文型の7~8割はカバーできるので1冊もっておくとかなり便利です。
ただし、絵によっては使いにくいものもあるので、必要な文だけ印刷しラミネートしておけば何度でも使えます。
まとめ
今回は初級日本語の教科書「みんなの日本語」を使って授業をするときに役立つ本を紹介しました。
直説法だけで授業を進めるには、ハンドアウトや絵カードなどを十分に準備しておく必要があります。
今回紹介した本をうまく使いこなして、授業をうまく回せるようにしっかりと練習しましょう。
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