助詞

【日本語の文法】初級日本語の取り立て助詞まとめ

取り立て助詞
この記事の内容

この記事では、初級日本語で登場する取り立て助詞について紹介しています。

そもそも取り立て助詞って何?

国語文法の「係助詞」や「副助詞」といった助詞をまとめて日本語教育では「取り立て助詞」と読んでいます。

取り立て助詞は、事柄に対する話し手の捉え方を表す機能を持っています。

例えば、「昨日は1時間しか勉強できなかった。」というと、「1時間勉強できた」という事実に加えて、話し手の少ないという気持ち、残念な気持ちを表すことができますね。

そして、取り立て助詞の種類ですが、初級の日本語では次のようなものが登場します。

取り立て助詞

は / だけ / しか / も

それでは、それぞれの取り立て助詞についてどういった働きを持っているのか紹介していきます。

※取り立て助詞「は」について以下の記事を参照ください。

【日本語の文法】助詞「は」と「が」の使い分けまとめ外国人にとって「は」と「が」の使い訳は非常に難しいようですね。 このページでは、どんなとき「は」と「が」を使うのか使い分けをまとめ...



取り立て助詞「だけ」

取り立て助詞「だけ」ですが、次のような用法があります。

  • 限定・範囲

「だけ」は後述する「しか」と意味が似ていますが、話し手が肯定的に捉える場合は「だけ」が使われやすいです。

取り立て助詞「だけ」を使った例文

・昨日は1時間だけ勉強しました。

・できるだけのことはしたので後悔はない。

・私の休みは日曜日だけです。土曜日もお金を稼ぐために働いています。

取り立て助詞「しか」

取り立て助詞「だけ」ですが、次のような用法があります。

  • 限定・範囲(不十分であると言うニュアンスを含む)

「しか」は先ほどの「だけ」と違い、話し手の残念な気持ちや不十分であるというニュアンスが含まれます。

また、文は必ず否定形の形で「〜しか〜ない」となります。

そのため、「だけ」と違い、否定的なことを述べる場合には「しか」が使われます。

取り立て助詞「しか」を使った例文

・昨日は1時間しかゲームができなかった。(本当はもっとしたいのにできなくで残念)

・息子は肉しか食べない。(健康のために野菜もしっかり食べて欲しいのに)

・パーティーには2人しか来なかった。(全然人が来なくて悲しかった)

取り立て助詞「も」

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